アメリカが立ち直った理由

アメリカが立ち直った理由

アメリカが立ち直った理由

イラク戦争を発端として始まった原油の世界的な高騰は、そもそもアメリカがイラクに対して行った行動がきっかけでした。
対テロを掲げ、大量破壊兵器を保有してると言う理由だけで(実際は保持していなかった)、イラクを世界の敵と認定し、
政権を妥当する戦争を無理やり起こしたのがアメリカです。
その結果、イラク国内は不安定化し、未だに爆弾テロが起こるような国になってしまいました。

 

リーマンショックのあと、アメリカではウォール街に大量の失業者が溢れ、すさまじい高額所得を得ていたトレーダーやディーラーが無職となったとニュースで伝えていたこともあります。
しかしいつも間にかアメリカは金融不安から立ち直り、自動車メジャーも破産から回復しています。
これはなぜでしょうか。

 

実は原油の先物取引が大きく関係してると言われています。
アメリカは戦略備蓄の放出を決めて、関連各国に強調を求めました。
日本も3日分の戦略備蓄の放出を決定して、市場へ売却したことがあります。

 

原油価格の安定を目指すと言うのがアメリカの言い分ですが、本来の戦略備蓄の使用法に違反しているのです。
そしてアメリカがこの決定をする直前に、原油市場では大量の売りポジションが取られていました。
すでに備蓄放出がリークしていたのです。

 

原油価格は大幅に下がり、ポジションを取ったところが多大な利益が転がり込みます。
そして備蓄の放出が終わってから、今度は新興国の経済成長や、各地の油田の産出量が落ちていると言う情報が流れ、再び原油価格は上昇に転じます。
このときもまた、大量の買いポジションが取られていました。
つい昨年には、多くの売りが出ていたので、利益確定を行ったと考えられます。

 

実は最初の売りポジションのあと、アメリカの金融関係会社の多くが決算をプラス収支にしています。
つまり原油の先物で巨大な利益を得て、それでそれまでの損失をカバーしてしまったのです。
これは大変重要な意味があります。

 

アメリカは、自国経済を守るために、軍事的な戦略物資を経済の調整に使うことを厭わないと言うことなのです。

 

原油価格が上昇して喜ぶのは、産油国である中東やロシアですね。
ロシアは旧ソ連時代の負債を原油と天然ガスの利益ですっかり清算し、今では債権国になっています。

 

原油は、軍事だけでなく、政治的にも多く利用されてると言う例でした。


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