相性の問題

相性の問題

相性の問題

原油取引ははるか昔から行われています。
オイルショック以降は、大きな値動きのある商品として大変人気があり、最近の価格高騰でさらに取引が急増しています。
世界中で取引されてる原油の資金のうち、1割程度が先物やCFDと言ったデリバティブ取引だといわれていますが、
その投機取引が原油の市場価格に多大な影響を及ぼしています。

 

デリバティブ取引は、実際の証拠金の何倍もの金額を動かすことが出来るので、資金の大きさで比べると小さくても、
実際の価格を動かすほどの力を持ってるのです。

 

金融先進国のアメリカやイギリスでは、先物取引の数十%がすでにCFDで行われています。
原油の取引も先物からCFDが主流になりつつあり、そちらへの資金流入が大きくなっていますね。

 

もともと現物取引とCFDの相性が良いので、原油取引でもその人気はうかがえます。

 

いまや原油の価格を動かしてるのは、市場の関係者だけでなく、一般の投資家が行うCFD取引の結果であったり、
投資ファンドなどが行う大量のデリバティブ取引が価格を上昇させたり下降させたりしています。

 

逆に言うとCFDや先物は、現物取引との相性が良いので、市場価格を操作するくらいに影響を与えているのですね。
多くの現物市場の価格は、この投機筋の資金によって影響を受けて値段が上下します。

 

決して実勢だけで決まってるのではありません。
実勢だけで決まるなら、その商品の需要と供給や、生産高などだけで価格が決まりますが、
最近のコモディティの値上がりは実勢を大きく上回っています。
これは投機筋による価格操作で高騰したのが原因ですが、新興国の経済が順調であることも要因の一つとされています。

 

投機は利益を上げることが目的となっていますが、先物は価格の安定が目的でした。
今では逆転現象が起こっているのです。


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