リスクヘッジが出来る

リスクヘッジが出来る

リスクヘッジが出来る

原油を直接輸入して売るのは、個人では出来ません。
単価が大きすぎますし、輸送や保管、精製作業など、企業でなければ行えない作業ばかりです。
個人が原油取引に参加するのは、あくまで権利の売買である先物やCFDと言った形となります。

 

これは原油の現物取引に直接関わっている企業で行われてるリスクカバーですが、先物は現物のリスクを減じるために使われます。

 

石油の元売会社は、産油国で原油を買い付けると、それをタンカーに載せて日本まで運びます。
この期間はだいたい一ヶ月です。
原油の価格は一ヶ月もあると大きく動きます。

 

買ったときの値段と、売るときの値段が大きく変わってしまうと、損失が発生する可能性もあるのです。
値が上がっていれば利益になりますが、暴落したりすると大きな損失を抱えてしまうので、企業としては何とかそのリスクを回避したいわけですね。
ですが、価格の長期予想はプロのトレーダーでも難しいのが現状です。
実際に上がるのか下がるのかは分かりません。

 

そこで企業は原油の値下がりに対してヘッジを行います。
先物で下落した場合のポジションを持って置きます。
先物の限月は一ヶ月です。ちょうど買い付けた原油が日本に届くときと重なります。
そのころには原油価格も分かりますから、値が上がっていればポジションを解消してマイナスにします。
これは原油の販売利益で相殺できます。

 

もし値が下がって損失が発生しても、先物で利益が出ますから、損失の一部をカバーできます。

 

大きく損失を出すところを幾分の利益で減じれば、企業の受けるダメージは少なくて済みます。
大きな利益を出すことも出来ませんが、大きな損失もありません。
安定した業績を出すことが企業の信頼を高めますので、先物でヘッジを行うのは大変便利なのです。

 

このようにして、投資ではなくリスク管理として先物を使うこともあります。

 

もちろんCFDでも同じことはできますよ。


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