原油開発

原油開発

原油開発

日本には油田がありません。
一応、新潟にあるのですが、産出量は微々たるもので、国内消費量の1%も補えないほどです。

 

ですので、日本で利用される原油の99%以上は海外から輸入されています。
つまり、外国産の原油を購入しているというわけです。

 

では、日本の会社は全く原油の開発に関係していないのかと言うと、そうではありません。
日本政府も、国内エネルギーの殆どを石油に集中させる失敗を繰り返さないために、
海外での油田やガス田の開発を積極的に支援しているので、日本の総合商社が、外国での油田開発に参加しています。

 

例えばサウジアラビアやイランの油田開発に出資したり、合弁会社を設立して探索と調査を行ったりしています。
そうすることで、産出した原油を優先的に日本へと輸出できる道を作っているわけです。

 

原油は市場で調達は出来ますが、価格や供給を安定して得るには不向きな場合が多く、有事の際は、市場での調達は困難になります。
産出国と友好な関係を築いておけば、世界経済の動向に左右されずに、原油を安定供給できます。

 

そのために、国内の有名な原油関係の商社は、産油国での油田開発に積極的に参加しています。
これは国の安全政策にも関わってくる大事なことなので、半分以上は税金で賄われていることが多いのです。

 

現在、日本が輸入してる原油の大半は中東産です。
ここから産出される原油は、硫黄成分が多く、燃焼させると高温になってエンジンや高炉を傷めてしまいます。
ですので、かならず脱硫と言う処置を行ってから製品化していきます。

 

原油の産出には、いろいろな付随技術が派生します。
その技術に、日本は大変優れているので、産油国は日本と一緒に会社を作り、原油の精製技術や脱硫や、
同時に発生するガスの回収なども、日本の力を得ようとします。
日本は、技術的な優位を持って、産油国との関係を維持してると言えます。


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